出かける前からちょっと嫌な予感はあったけど、まさかここまでスゴイとは・・・
朝のうちはとても気持ちの良いお天気で、同行のT氏と「ホントに午後から崩れるんすかねえ、信じられなーい」なんて話しながら呑気に釣りを始めました。
山の天気は変わりやすいっす。 ふと後ろを振り返るといつの間にか下流方面の空は真っ黒、ドッカンドッカン雷鳴が轟き(つか、光る前にイキナリ爆音と地響きがするんですが、何か?)恐ろしくて撤退。 クルマで移動すると、土砂降りだったかと思えば青空だったり、挙句にパチンコ玉サイズの雹(ヒョウ)がもの凄い勢いで落ちてくるはでもーメチャクチャ。 気温も急に落ち込んで正午の時点で12度しかありません。寒っ!
「これじゃ仮に雨が止んでも釣りにはならないっすねー」って訳でイブニングをやる筈だった渓までドライブ&見物して解散することになりました。
するとどうでしょ、イブの渓では遠くの方(でもないか)で雷が鳴っており、しかもけっこう雨足が強いものの何とか釣りができなくもない感じです(※註:要はあまり釣りにならなそうな状況です)。 そこでT氏に「本格的に崩れる前にちょっとだけぱぱっとやっちゃいましょうよ、ちょっとだけ」と無茶な提案をし、お目当ての区間を釣り上がるも敢無く玉砕。
そして退渓しようとした時のこと。 一歩藪に足を踏み入れると、かすかにケモノの気配を感じたような・・・ しかし気にせず二歩三歩と突き進むと、間近の茂みの中から低い唸り声が・・・(何故か豚の声に聞こえたのは気のせいですか?) 思わず「なんかいるっ!」と叫んで後ずさり。 声の正体が何者だったのかはわかりませんが、君子危うきに近寄らずで迂回させていただきましたです。
さてドラマはまだまだコレだけじゃ終わりません。 すっかりズブ濡れでクルマへ戻ると今度はケモノではなくライズを発見! 遠路はるばるやってきたものの荒天ですっかり戦意喪失しているT氏に「こらしめてやりなさい」と言いつけると、T氏も再び目の輝きを取り戻しそそくさと峪へ降りてゆくのでありました。
T氏が下降している間にさっさと自分のタックルはクルマに片付け、さて橋の上の高い所からT氏の勇姿を見物しましょうと、ふと川に目を向けたまさにその時です、さっきまでライズしていた筈のポイントがすーっと無くなってしまったんですよ(汗) なんてゆーか波に飲み込まれるみたいに・・・
げっ、ちょっとコレってヤバイんじゃないの??? 慌ててT氏の名を叫びますが彼の姿はどこにも見当たりません。(橋の下でタックルの準備をしていたそうな) すっかりうろたえTさんTさん叫びながら橋の上をウロウロしていると、自ら異変に気付き脱渓点に向かい猛ダッシュしているT氏の姿を見つけるコトができました。そうこうしている間にも、みるみる渓はごごごごーーーーっとビターテイストなチョコレート色の濁流と化し、T氏が無事脱出した頃には完全に渡渉不可能な状態に・・・(絶句)
さすがに今度という今度は解散しましょうと高速IC近くまで移動し着替えを済ませます(ちょっと移動すると晴れてて良い天気なんですわ、呪われてますな)。 しばし談笑の末にT氏と別れましたが、時間的にETCの通勤割+αを利用するには全然早く、ビンボーなアキモエは下っ走りで遥か先のICを目指す事になりました(毎度の事です)。 でもって途中でしっかり再び着替えてイブニングもやってみたりして(釣果はさんざんでしたよ、エエ)。 で、その後も更に下道を走って時間調整し早朝夜間割で帰宅した次第。
T氏と別れる前に「某Kさんなら絶対イブまでやっていきますよ、ボクはやりませんけどね、はははー」なーんて笑って力説してたんですが、間違っても他人様のコトを言えるような立場じゃございません。ペコリ